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Blog Detailタコや魚の目の原因にも!?「開張足」とは?

2016.08.26

開張足を改善するためには足に合った靴選びが大切!


最近のご相談で多いのが、「幅広なんですけど・・・合う靴ありますか?」

そもそも本当に幅広?

「開張足」は「偏平足」ほど有名ではないので、「開張足」を「足が幅広なだけ」と勘違いしている方も多いです。

また、足裏の趾(ゆび)のつけ根にタコや魚の目ができやすいという人は、「開帳足」の可能性があります。

この「開張足」は、タコや魚の目だけでなく、さまざまな足トラブルのベースになる足の変形です。

そこで今回は、開張足の特徴や原因、開張足が招く足トラブルをご紹介します。

心当たりのある方は・・・

 

 

 
 

 

開張足とは?


私たちの足は、かかと、親趾のつけ根、小指のつけ根の3点で、体重を分散して支えており、この3点を結ぶ、緩やかなドーム状のラインを「足のアーチ」といいます。足のアーチには、5本の趾の下を横断する「横アーチ」、親趾のつけ根からかかとを結ぶ「内側の縦アーチ(いわゆる土踏まず)」、小趾のつけ根からかかとを結ぶ「外側の縦アーチ」という3種類があります。

開張足とは、これらのアーチのうち、横アーチが低下した状態のことで、前足部が平べったく、横に広がっているのが特徴です。

横アーチが崩れると、歩くときに、足趾で地面をしっかり踏みしめたり、親趾で地面を蹴り出したりしにくくなるので、足を使わない「ペタペタ歩き」になり、足が疲れやすくもなります。

「ペタペタ歩き」とは、かかとに重心を残した状態で次の一歩を踏み出す歩き方で、足の趾を使って踏ん張ることをしていません。

本来使うべき足の筋肉を使わずに歩いているため、徐々にアーチ構造を支える筋力も低下。アーチがつぶれて靭帯もゆるみ、横幅が広がって開張足となってしまうのです。

 

さらに、足に合っていない靴を履くことも原因の1つと考えられています。

足が横に広がると、ついつい幅の広い靴を選びたくなりますが、これでは開帳足を悪化させる一方です。

ゆったりブカブカの靴は靴と足の隙間、いわゆる『遊び』ができてしまいバランスが取れずきちんとした歩行ができません。

これではトラブルの改善にはなりません。

 

開張足かどうか見極めるポイントは?


 

開帳足かどうかを見極めるポイントは、何といっても足の幅。

(正確には足囲もですが。。。)

特に立った時と座った時で、極端に甲の幅が変わる人は要注意。これは、アーチを維持するだけの筋力がないので、体重で足がべちゃっと広がっていることを意味します。広がった足は歩行の衝撃を受けやすく、足裏にタコやウオノメ、水虫なども引き起こしがちです。

そして、何より怖いのが外反母趾。

外反母趾の方のほぼ100%が開帳足といわれ、もはや開帳足は外反母趾の前段階と言っても過言ではないのです。

「どんな靴を履いても足が痛い」、「タコやウオノメが治らない」という人は、開帳足を疑ってみましょう。

 

開張足は急に発症するものではなく、徐々に症状が進行するものです。

足の裏の炎症を起こす「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」になったり、足の骨格のバランスが崩れから、足裏の趾のつけ根に体重がかかることで神経が圧迫され、神経障害で足が痛む「モートン病」を招くこともあります。

また、足の疲れ・痛みをかばって歩き方が不自然になると、足の痛みだけでなく足首・膝・腰など体にも影響を及ぼすこともあります。

 

このように開張足は、さまざまな足のトラブルを招く原因になるので、「開張足かもしれない」と感じたら、早めに対処しましょう。

 

腰のトラブルでお悩みの方。


先日ご相談に来られた方は50代の女性の方。

最近、腰の痛みがひどくて・・・と。
足裏をチェックしてみると両足ともタコ(ベンチ)や魚の目が!たくさん。
足を計測してみると、JIS規格では荷重時で2E、非荷重でDでした。
幅が広いわけではないのに履いていらしたのは4Eの靴!
これでは足のトラブルが減らないばかりか体にまで影響が・・・!
 
 
今回はこちらのシューズでDYMOCOインソールを作製しました。
これから靴を買おうと思っている方は視点を変えてみてください。
もっと自分の足について知りたい方や、自分に合ったフィットする靴について知りたいという方、もっともっと自分の体について知りたいという方はぜひ、
バランスショップ キック・オフへお越しください。
専門知識を持ったスタッフが分かりやすくお答えします!

 

足元をしっかり見直せば、体のトラブル改善につながります。

足に合った靴とDYMOCOインソールで足・靴・歩行を見直すことでトラブルを改善できる可能性は十分あります! 

 

 

■トラブル予防。自分でできる!足改善トレーニングについてはまた後日!・・・お楽しみに(^_-)-☆

 

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