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Blog Detail子供の靴の選び方。

2016.07.14

子供の靴の選び方。~良い靴の条件とは?~


 

みなさんは左の写真をみてどう思いますか?

 

良い靴の条件とは?

 
 
 
 

 

この靴をみてください。先日、小学生の男の子が履いてきた靴です。

見ての通り、かかとの外側が片減りしています。これでは歩くときにバランスがとても悪くなります。

 

このようなお子様を放っておくと将来大変な足になってしまうかもしれません。

 

みなさまにお伝えしたいのは、靴選びって実はとても大切なのだということです。

サイズがあっていればよいというわけではない!ということを知ってほしいのです。

 

まず、子供の靴を選ぶときに大事なのは、子供の足のサイズをきちんと知ることです。

それは単純に足長だけでなく、足幅や足囲も靴を選ぶときに重要だということです。

すぐ大きくなるからと言って「大きめの靴」や「ブカブカの靴」はNGです。

 

そして、しっかりした靴を選ぶ!とういうことです実はこれを知っている方はほとんどいません。

デザインがおしゃれとか、キャラクターの絵が可愛いとか、

コーナーで差をつける!とうコンセプトの、

走るときに左回りのトラックに合わせてそちらに重心が傾く??ようになっている靴などがありますが・・・

通学用に日常的に使うとしたらどうなんでしょうかねぇ。。。

 

自己責任で購入されているのならよいのですが(それでもよくない!)、

知らないでお子さまの周りがそのような靴を履いているからって単純に買って履かせているとしたら・・・

まさに「靴後進国 日本」の象徴のようなものですね。

 

■良い靴の条件とは?

靴のプロが、靴の善し悪しを判断をする時に、絶対にチェックするポイントが2つあります。

それは、

ヒールカウンターがしっかりしている

シャンクが硬いこと

の2つ。

これは、靴の構造上、必ずチェックしてほしい部分です。
でも、実は、これを知っている方はとても少ないです。

そして、外から見えないので、靴メーカーが安物を使う部分でもあります・・・

 

ヒールカウンター

靴のかかとを包み込んでいる部分に入っている芯材のこと。
革靴だけでなく、スポーツシューズやスニーカーも含めて良い靴はかかとの部分を触ってみると硬くて、
手で押しても型崩れしにくいです。

ちょっと手で押してみて、かかとがフニャフニャするような靴はNG

かかとがフニャフニャの靴は、自分の力だけで体を支えなくてはならないので、しんどいです・・・

足のくせがそのまま出てしまいますから、足のトラブルが起こりやすくなります。

ヒールカウンターのしっかりした靴はかかとがぐらぐら揺れるのを防いで、真っ直ぐな状態に保ち、

歩行を安定させてくれます。

 

シャンク

靴の土踏まずの乗る部分がシャンクです。
歩く時には、かかとからつま先への体重移動において、土踏まずに体重がズシッとかかりますが、
ここが硬くしっかり作られていないと、重みで靴が歪んでしまいます。

 

最近は特に、こんな基本的な事柄を充分に考えて造られている靴って、あまり多くないように感じています。

どうぞ、可愛いお子さまのために・・・きちんとした靴選びを怠らないでくださいね。

それと正しい情報の入手にもつとめてください。

 

お子様の足のサイズが知りたい方はFHA(足と靴と健康協議会)認定のシューフィッターが無料で足のサイズ計測し靴選びのアドバイスまでいたします。

子どもの足ってすぐに大きくなるんですよね。だから定期的な測定が重要です。

 

また、群馬県でスポーツショップとして唯一

特定非営利活動法人(NPO)オーソティックスソサエティー認定のA級ライセンスフットケアトレーナーによる、かかとの痛み、ひざの痛み、有痛性外脛骨などの足や体のトラブルの相談、インソール作製など、幅広いニーズに対応しております。

 

大事なのは可愛いお子様の未来です。

 

お電話で靴のことやインソールの問い合わせの際は

ホームページを見て・・・とお伝えください。

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