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Blog Detail『履きやすい靴』が『いい靴』ではありません!

2018.02.16

ダメな靴を履いていませんか?「いい歩き」は「いい靴」から始まります。


足の痛み、膝の痛み、腰の痛みなどのトラブルを改善するためには、毎日の歩きを支える「靴」の役割が重要です。しかし、むしろ足の崩れを加速させる「“ダメ靴”を履いている人があまりにも多い」気がします。

「履きやすい靴」が「いい靴」ではありません。

そのことに気づいてほしいです。

 

 

 

 幅が広い、軽くて軟らか、クッション性がある……などを靴選びで重視している人がほとんどだと思います。

気づいて! 『履きやすい靴』が『いい靴』ではありません!

 

「足に優しそうな靴が、足のアーチバランスを崩す原因になることは多いです」

特に要注意なのが、幅の広い靴。圧迫されるのを嫌い、実際の足幅より広い靴を履くと、足が前方に滑り、爪先が当たって痛みを感じやすくなります。さらに、幅広の靴を履き続けると足のアーチバランスがくずれて、外反母趾や膝痛、腰痛、肩凝りなど、全身のトラブルを招いてしまう可能性があります。

 

「靴は足長・足囲・足幅の合ったものが理想。」です。

足にピッタリの靴ならば、靴の中で足が泳がないので歩きやすいです。そもそも多くの人は、自分の正しい足のサイズを把握していません。たとえ足のサイズを分かっていても靴の種類によってサイズ感が違うのでどうやって選んでいいか迷うところでしょう。

そんな時は靴の専門家、「シューフィッター」の方に相談すると良いでしょう

 

他にも、歩行を正しくサポートするためには、かかとの周囲の適度な硬さや、靴裏の屈曲する位置などが重要になります。ただし、これら「いい靴」の条件をすべて満たす靴は実際には少ないのが現状です。

だから当店では他のお店と比べたらサッカースパイクにしろランニングシューズにしろウォーキングシューズにしろラインナップは少ないかもしれません。

でも困った方におすすめできるものを在庫しています。

「いい靴」と「ダメな靴」との違いを理解し、ダメ要素が極力少ない靴を賢く選ぶようにしたいですね。

 

NGあるある ①そもそも自分の足のサイズが分からない

足長と足囲・足幅を計測しましょう。できれば荷重時と非荷重時で!

立っている時と実際に歩いた時では足囲・足幅が変わるので、それを考慮して靴選びをしなければいけません!

 

 

NGあるある ②幅広の靴が履きやすいと思っている

「ゆったりしていると楽そう」と、幅広の靴を選びがちですが、「自分の足幅よりゆったりし過ぎる靴を履き続けると足が広がり、アーチが崩れる恐れも」。足にピッタリな靴ならアーチがさらに潰れるのを防げます。また、脱げやすかったり、靴の中で足が泳いでしまう状態が改善され歩行も楽になります。

昔と違って現代人の足は細い傾向です。

 

 

NGあるある ③柔らかくて軽い靴がいい靴だと思っている

軽く軟らかい靴は、足のサポート機能が不十分なものもあります。重要なのが「ヒールカウンター」というかかと周りの頑丈な芯。「ヒールカウンター」がしっかりしていると、かかとがブレなくなるので、歩くとき足が内側や外側に過度に傾くのを防ぐことができます。軽く軟らかい靴はこの芯がしっかりしていません。

また、靴底は、しならせたときに、指の付け根部分が適度に曲がるものが良いです。底全面が曲がる靴ではスムーズに蹴り出せないうえ、足裏全体に負担がかかり疲れやすいんですよ。

 

 

 

インソールでより健康な足に、ストレスなく快適な歩行に!

いい靴を履くことに加え、靴底に敷くインソールの併用も足の健康アップに効果大です。

 

アーチの崩れを補整し、かかとを安定させて傾きを防ぐ他、着地の衝撃を分散し、足や全身への負担を軽減し歩きやすくなります。

市販品を使うのもありですが、インソールのアーチと自分の足のアーチが合うか確認し、さらに歩行のバランスを調整しなければ効果は期待できないので、より高いフィット感を望むなら足と靴と歩行の専門家「フットケアトレーナー」に見てもらうのが良いでしょう。

 

キックオフでは資格を持った特定非営利活動法人(NPO)オーソティックスソサエティー認定のフットケアトレーナーが今お履きの靴の評価と足や体のバランスの評価をいたします。

 

 

 

歩きはじめのお子様からおじいちゃんおばあちゃんまで対応しております。

 

 日頃履いている靴やトラブルが起こってしまうシューズをご持参ください。

 「フットケアトレーナー」は、足や全身のトラブルを、靴のフィッティングやインソールによって解決する技術の認定資格を持った靴と足のスペシャリストです。